2017年01月12日

「永遠のピアノ」 シュ・シャオメイ

   
1949年生まれの中国人、シャオメイ(Zhu Xiao-Mei) は、母の手ほどきで、早くから音楽の才能を現わし、北京中央音楽学院に入りますが、時の流れに振り回され、ほとんど、まともに音楽教育を受けることが出来ず、
文化大革命の時には、再教育収容所に送られ、想像しただけで怖くなるような悲惨な環境に閉じ込められてしまいます。
そんな環境の中でも、彼女の心の中に、ピアノ、音楽があるときは、信じられないほどに、たくましく、想像を絶する様々な困難を乗り越えていきます。
北京中央音楽院卒業後は、アメリカからフランスに渡り(このときもまた、驚くような方法を使って、困難を潜り抜けていくのですが。)40歳を過ぎてから、ピアニストとして、脚光を浴びることとなります。そんな彼女の半生の自伝です。


中国人として西洋音楽を弾くということ、バッハ演奏について(水平方向への流れ、バランスをとるという事。途切れない滑らかさ。)、彼女にとっての練習の意味、コンサート会場でピアノを弾く前にすること、鍵盤へのタッチの方法(鍵盤からエネルギーを引き出す。パンの粉を捏ねるように。)等々、とても、興味深いことが書かれていました。



posted by Roo at 12:31| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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