2017年02月04日

「羊と鋼の森」 宮下奈都 著

これも、私の周りで、評判の良かった本ですが、やっと読めました。

主人公の戸村くんは、偶然聴いたピアノの音に魅せられて、調律師となった若者です。
不器用で、要領が悪くて、そして、たぶん、調律師としての才能もない。
でも、真正直に、真摯にピアノに向き合って、美しい音を探していきます。

クラスに大抵1人位は、音楽の才能があって、ピアノが上手で、
合唱の伴奏など、特に練習しなくても、さっと出来ちゃう人っていましたよね。
それをすごいな〜と、憧れてみることはあっても、自分はそんなこと、絶対できなかったし、
学校の音楽の時間でやることは、あまり、楽しいとも思わないほうでした。

それが、何かのきっかけで、何かの出会いがあって、なぜか、今、毎日のようにピアノに向かっている。
不思議だなぁと思います。
こんな事していていいのかな、何か意味があるんだろうかと思うこともあります。

この本を読んで、若くて、それを仕事としている人と比べるのも申し訳ないけれど、
私も、才能がなくたって、上手くいかなくたって、
魅せられたものに向かって、努力したっていいんだと、慰められたような気がしました。

小説の主人公に申し訳ないもないけれど(^^;
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2017年02月01日

「蜜蜂と遠雷」 (恩田陸 著) と ラスコー展

楽しかった〜。あっという間に読んでしまいました。
少女漫画の主人公たちが、私が興味をもって妄想(笑)している世界を、
見せてくれているような感じでした。
彼らが演奏する音楽までも、私の頭の中に鳴り響いていました。
いくつも、心に残ることが書かれていました。
「命の気配、命の予感。これを人は、音楽と呼んできたのではなかろうか。」p.506
「作曲家も、演奏家も、みんなさ。元々音楽はそこらじゅうにあって、それをどこかで聴きとって譜面にしてる。更には、それを演奏する。創りだしたんじゃなく、伝えているだけさ。」p.226
「自然の中から音楽を聞き取って書きとめていたのに、今は誰も自然の中に音楽を聞かなくなって、自分たちの耳の中に閉じ込めているのね。」p.493

昨日、国立科学博物館にラスコー展にを見に行ってきました。
今から20000年も前の太古の時代。
クロマニョン人は、大自然の中、どんな豊かな音、音楽を聴いていたのでしょうか?
あんなに、おおらかで楽しい絵を描ける、描きたいと思うクロマ二ョン人なら、
音にも、感受性豊かだったのではと思いました。
自分で音楽を作ることもあったのかしらと思ったら・・・、
ありました!楽器が!
骨で作った、ホィッスルです。
大自然の中で、どんな音が鳴るんだろう?

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2017年01月12日

「永遠のピアノ」 シュ・シャオメイ

   
1949年生まれの中国人、シャオメイ(Zhu Xiao-Mei) は、母の手ほどきで、早くから音楽の才能を現わし、北京中央音楽学院に入りますが、時の流れに振り回され、ほとんど、まともに音楽教育を受けることが出来ず、
文化大革命の時には、再教育収容所に送られ、想像しただけで怖くなるような悲惨な環境に閉じ込められてしまいます。
そんな環境の中でも、彼女の心の中に、ピアノ、音楽があるときは、信じられないほどに、たくましく、想像を絶する様々な困難を乗り越えていきます。
北京中央音楽院卒業後は、アメリカからフランスに渡り(このときもまた、驚くような方法を使って、困難を潜り抜けていくのですが。)40歳を過ぎてから、ピアニストとして、脚光を浴びることとなります。そんな彼女の半生の自伝です。


中国人として西洋音楽を弾くということ、バッハ演奏について(水平方向への流れ、バランスをとるという事。途切れない滑らかさ。)、彼女にとっての練習の意味、コンサート会場でピアノを弾く前にすること、鍵盤へのタッチの方法(鍵盤からエネルギーを引き出す。パンの粉を捏ねるように。)等々、とても、興味深いことが書かれていました。



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2009年12月14日

スーパーピアノレッスン




一緒に「展覧会の絵」を弾くお友達が、教えてくださったのですが、

また、スーパーピアノレッスン、やっているんですね!

https://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20091204-33-19110


この番組のシリーズは、好きで、いつも見ているのに、全然知らなかった〜あせあせ(飛び散る汗)

しかも、今回は、展覧会の絵、それも、私が弾く、プロムナード、テュイルリー、バーバ・ヤーガ
やるみたいなんです。何というグッドタイミング。


前回見ましたが、トルコ人の先生、感情を表に出す方で、熱〜い感じが、おもしろい。
オーバーすぎて、笑えちゃうくらいなんですが、おっしゃることは結構辛らつ。


この違いがわかりますか?わかりますよね?わからないのだったら、私は、用無しです。(教えてもしょうがない)


みたいな感じで。こわ〜。

posted by Roo at 08:40| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月29日

海辺のカフカ 村上春樹著

『1Q84』じゃなくです(笑)
だって、むか〜し買ったのに、読めなくておいてあったので。。。読めて良かったわーい(嬉しい顔)

刺激的で奇想天外な話の展開に、
思わず、その世界に入り込んでしまい、
活字を読むのがおっくうになっている私でも、2巻、読みとおすことが出来ました。


読んでいて面白いのは面白い。
でも、話が終わりに近づくほど、いったい何が書かれているんだろう?
わからない〜〜!という思いで一杯になりました。
ボケボケの私にとっては難解すぎ!


難しい授業を受けながら、ぼんやり他のことを考えているみたいに、
読みながら、いろいろなことに思いを馳せることは出来ましたが(苦笑)


ということで、この本の大切な所とは、かけ離れてしまっているかもしれないけれど、
こんなところが印象に残りました。


「音楽には人を変えてしまう力ってのがあると思う?」
「何かを経験し、それによって僕らの中で何かが起こります。」
「そしてその後僕らは自分自身を点検し、
そこにあるすべてのメモリが一段階上にあがっていることを知ります。」
「恋と同じです。」(下巻、p.267)



「そのような戦いは怒りによってもたらされるものなのか、
それとも恐怖によってもたらされるものなのか。」(下巻、p.280)
(呪いを乗り越えようと闘っても)「その呪いはむしろ前よりも色濃く君の精神に焼きつけられている。」
「戦いを終わらせるための戦いというようなものはどこにもないんだよ。」(下巻 、p.281)


自分の世界観、頭の中の世界と、現実の世界は、
お互いに、影響されながら、変化していっているのかな。


posted by Roo at 09:14| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月19日

瀕死の双六問屋

ちょっと、変わった文章です。現実と空想が錯綜しているような。

決まりきった形、誰かの真似じゃなくて、
自分の中のものをなるべく、そのまま書こうとしたのかな?
だから、とりとめのない文章のようでも、芯が通っていて、
清志郎さんの、人柄や考え方が、伝わってくる。


何をやっても、アーティストなんですねハートたち(複数ハート)
         

posted by Roo at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月02日

あけましておめでとうございます♪

「脳を活かす勉強法」茂木健一郎 PHP研究社

年末は、風邪をひいてしまって、布団の中で、ごろごろしたり、
掃除も出来ていなくて、これで、新しい年を迎えるのか〜という感じでしたもうやだ〜(悲しい顔)

その布団の中で読んだ一冊です。

読みやすくて、最近、頓に、活字離れしている私でも、あっという間に読めてしまいました。


勉強が出来るようになるには、
脳が喜ぶ(ドーパミンが分泌される)ような使い方をしていくことが重要だそうで、
脳を喜ばせるヒントがいろいろと書かれています。


”「苦しい刺激」で脳を鍛える”
”「一瞬で集中する」ことで、ネガティブな要素を入り込ませない。”
”自分の欠点、弱点を直視し、修正する”
”「失敗」や「逆境」から学び自分の力に変える”

などなど、勉強をピアノに置き換えてみて、ピアノを上達させるヒントにもなる気がしました。

年齢や持って生まれたものに関係なく、勉強、努力の仕方しだいで出来るようになる、
書いてあるのは、嬉しいです。

こういう、読むと気分が高揚して、やる気が出るような本は、好きなんですけど、
大抵、やるぞ〜〜!という気持ちは、長続きせず、
あの本を読んだ時の気持ちは、何だったんだろうという事になってしまいますねぇ。

根っからの怠けものなのかも〜あせあせ(飛び散る汗)

今年は、少しでも、ささやかな事でも、すぐ行動に移す年にできたらいいなぁ。
(7時かっきりになったらとか、このコーヒーを飲んでからと言わず、汚れものをサッサと片すとかぁ〜そんなことですよ 笑)


こんな私ですが、今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

皆様にとって、素晴らしい一年になりますように!!


       
posted by Roo at 23:36| Comment(8) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月13日

BossaBooks

BossaBooksというブログパーツ、右においてみました。

私の乏し〜い読書経験の中で、心に残ってる本や、懐かしい本、置いてみました。
ミニチュアの本棚に、実際の装丁のまま置けるのがかわいいし、懐かしい。

ちょっとした私のメモも書きこめて、マウスを当てると、読めるようになっています。

ログインすると、同じ本を置いている人がわかるし、感想文など読めます。
ピアノ関係の本は、誰もいませんでした^^;
posted by Roo at 09:23| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月02日

ベートーヴェン 〈不滅の恋人〉の謎を解く

毎日、暑いですね〜。
gremz 育てている事だし、省エネ を心がけようと思いながらも、
家の中で飼っているわんこの為と称して、クーラー漬けの日々ですあせあせ(飛び散る汗)



「ベートーベン 〈不滅の恋人〉の謎を解く」青木やよひ著 講談社現代新書


謎解き なので、
もし、ご自分で読もうと思われている方は、続き、読まれない方がいいかもです。



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posted by Roo at 23:52| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする